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2017/07/01(土)
会報「ひと粒の真珠から」vol.14 発刊
表紙には、5本目の木が芽吹き始めています。
今回からフルカラー印刷となりました。昨秋に行われた三重県志摩での植樹リポートなどを紹介します。


2016/10/29(土)
三重・志摩に「ひと粒の真珠の森」誕生(その1)
陽の光もだいぶ秋らしく柔らかくなった、2016年10月29日(土)。前日は雨模様でしたが、当日は晴れ間がのぞく気持ちの良いお天気となりました。
近鉄・鵜方駅に、NPOひと粒の真珠の本拠地である神戸、名古屋や神奈川、そして地元の伊勢、志摩から総勢12名が集合し、今回の植樹地である志摩市「創造の森 横山」へと向かいました。同地は2010年3月にも植樹を行い、今回で2回目となります。前回同様、ここで樹々や花々を育てておられる「阿児はなの会」のみなさまにお世話になりました。
前回植樹を行った桜を見に行くと、そのほとんどがしっかりと根付き、約5〜6mほどの高さとなり立派な姿に成長していました。毎年春にはたくさんの花をつけ、夏にはみずみずしい葉を繁らせ、秋には紅葉、落葉し、土壌を豊かにしてくれているようです。
今回も同じ桜ですが、異なる種類となる一重桜のエドヒガン30本、八重桜のフゲンゾウ10本とカンザン10本、計50本を植樹しました。遊歩道から少し山へ入った斜面は不安定なため、転ばないように体のバランスを保ちながらの作業となります。不慣れな姿勢で想像以上に体力を使うためか、1本の樹を植えるだけでも汗だくになります。全ての樹を植えるのに約1時間を要しました。「阿児はなの会」のみなさんが3日程前から、下草刈り、穴掘り、支柱の設置をご準備してくださったおかげで、私たち素人でもとてもスムースに樹を植えることができました。
「創造の森 横山」では、毎年3月最終日曜日と4月第1日曜日に「横山さくらまつり」が催されています。今回私たちが植樹した桜の樹々も、来年は花をつけてくれるようです。そこから徒歩で15分程歩いた場所にある横山展望台では、真珠養殖が行われている英虞湾を一望することができます。リアス式海岸の美しさは絶景です。ご都合のつく方はぜひ訪れてみてください。
公園内を巡りながら沿道に目を向けると、様々な樹の種がコロコロと地面に転がっている姿を目にしました。その楽し気な色や形を見て、触れ、それぞれ童心に帰りながら、自然豊かな環境であることが実感できました。この山のミネラル分が、英虞湾へと注ぎ込み、美しい真珠が育つための環境をつくることに、少しでも寄与できることを願いながら森を後にしました。


2016/10/29(土)
三重・志摩に「ひと粒の真珠の森」誕生(その2)
次は賢島へと移動し、英虞湾内をクルージングする船へ乗船しました。60もの島々と真珠養殖筏が点在する湾内は、波がとても穏やかです。水面がきらきらと輝く風景は、この地の平和を象徴していると同時に、真珠やアオサ、その他の魚介類を産み出す豊かな自然への畏怖の念を覚えずにはおられませんでした。途中で「真珠モデル工場」を見学し、アコヤ貝への核入れ作業や、真珠養殖の歴史を学ぶことができました。山から海へ移動する過程で、美しい真珠を産み出す環境を、大きな視点で捉えることのできる貴重な体験となりました。
今回の植樹では、一般の方もご参加いただきありがとうございました。そして現地のみなさま、ご寄付いただいたみなさまに感謝申し上げます。
今後も植樹活動は続きます。佐世保、宇和島、志摩、対馬、そしてまた志摩とめぐってきました。新たな植樹地を探すと同時に、これからは植樹した樹々のメンテナンスを踏まえた活動を、視野に入れていく必要があるかもしれません。里山の育成と同じように、剪定や下草刈り等、人の手を入れることでより長く、より豊かな環境を育てる活動へと向かいます。これらの活動は、会員のみなさまのご協力・ご支援が源となっております。ぜひ今後とも奮ってご参加ください。


2016/07/01(金)
会報「ひと粒の真珠から」vol.13 発刊
表紙には、小鳥が木の枝をくわえてどこかへ飛んでいこうとしています。
真珠のふるさとを紹介するシリーズ、今回は秋に植樹予定の三重県志摩の取り組みや、そこで生まれる真珠を紹介します。


2015/07/01(水)
会報「ひと粒の真珠から」vol.12 発刊
表紙には、4本の木がゆっくりと着実に枝を広げています。
真珠のふるさとの一つである愛媛県宇和島の取り組みや、神戸にある日本真珠会館で行われた建築ツアーを紹介します。


2014/07/01(火)
会報「ひと粒の真珠から」vol.11 発刊
表紙には、植樹地の数と同じ4本の木が成長しています。
7年前に植樹した愛媛県宇和島の「ひと粒の真珠の森」現状リポートや、協賛シールの活用法などを紹介します。


2013/07/01(月)
会報「ひと粒の真珠から」vol.10 発刊
10号目を迎えた表紙には、小さな芽生えからようやく樹木らしい姿が。
長崎県対馬市での植樹に参加いただいた、会員様からのツアー紀行を紹介します。


2013/03/17(日)
長崎・対馬に「ひと粒の真珠の森」誕生(その1)
あまり知られていませんが、長崎県の島・対馬ではアコヤ真珠養殖が行われています。実は平成24年度の農林水産祭・水産部門で天皇杯を受賞するなど、高品質の真珠づくりに貢献している地域でもあります。今回3年ぶりに、この対馬のおだやかな海を一望できる烏帽子岳で植樹を行いました。
当日はお天気にも恵まれ、対馬に自生する「ヒトツバタゴ(別名:なんじゃもんじゃ)」と呼ばれる落葉樹を50本植樹しました。対馬真珠養殖漁業協同組合のみなさんも総出でご協力いただきました。この樹、5月には白い花が咲き乱れ、入江の海を真っ白に照らすことから、現地の方は「ウミテラシ」と呼ぶそうです。海に囲まれた対馬ならではの、ロマンあふれるネーミングです。


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